【眼福】美しき処刑人。スタイリッシュでセクシーな「最強女性スパイ・暗殺者」映画おすすめTOP5

【眼福】美しき処刑人。スタイリッシュでセクシーな「最強女性スパイ・暗殺者」映画おすすめTOP5

しなやかな肢体から繰り出される、重厚な一撃。ドレスアップした美女が、冷徹にターゲットを追い詰める姿には、言葉にできないカタルシスがあります。

今回は、3Dグラフィックデザイナーの視点から、アクションの派手さだけでなく「映像としての美しさ」「ファッションや色彩のセンス」が際立つ、女性主人公のスパイ・アクション映画を厳選しました。

ただ美しいだけではない、泥臭くも華麗な「戦うミューズ」たちの映像美に酔いしれてください。

第5位:ソルト (Salt)

ソルト イメージ画像
変装ごとに変わるヘアスタイルと、リアルな逃亡劇。
公開年2010年
監督フィリップ・ノイス
主なキャストアンジェリーナ・ジョリー / リーヴ・シュレイバー

あらすじ:二重スパイの疑いをかけられて

CIA分析官として忠実に任務をこなしていたイヴリン・ソルトは、ある日、亡命してきたロシアのスパイから「大統領を暗殺するために送り込まれたロシアの二重スパイはお前だ」と告発される。
仲間のCIAから追われる身となった彼女は、金髪を黒髪に染め変え、卓越した戦闘スキルと即興の工作技術で包囲網を突破していく。
果たして彼女は無実のCIA局員なのか、それとも冷酷なスパイなのか。

【プロの視点】ここが凄い!映像・演出の見どころ

CGに頼らない「生身のアクション」の教科書です。
特に高速道路でのバイクチェイスからトラックへの飛び移りなど、物理演算では出せない「重力感」と「痛み」が画面から伝わってきます。
また、物語の進行に合わせて変化するアンジェリーナ・ジョリーのスタイリング(ブロンドから黒髪、そして男装へ)の変化は、キャラクターの多面性を視覚的に表現する優れた演出です。

第4位:LUCY / ルーシー (Lucy)

LUCY イメージ画像
脳の覚醒と共に変化する、瞳のVFX表現に注目。
公開年2014年
監督リュック・ベッソン
主なキャストスカーレット・ヨハンソン / モーガン・フリーマン

あらすじ:脳覚醒率100%への暴走

ごく普通の留学生ルーシーは、マフィアの闇取引に巻き込まれ、体内に新種の麻薬が入った袋を埋め込まれてしまう。
しかし、袋が破れて薬物が体内に漏れ出したことで、彼女の脳は極限まで覚醒を開始する。
身体能力の向上、電波の制御、他人のコントロール…人間を超越した存在へと進化していく彼女は、マフィアへの復讐を開始する。

【プロの視点】ここが凄い!映像・演出の見どころ

『レオン』のリュック・ベッソン監督らしい、色彩豊かでケレン味たっぷりのVFXが見どころです。
特に脳の覚醒度が上がるにつれて、ルーシーの瞳孔が変化したり、皮膚が粒子状に分解されて世界と一体化していく表現は、モーショングラフィックスの参考事例として秀逸。
「人間がデータ化する」という抽象的な概念を、ここまでスタイリッシュな映像として具現化した手腕は流石です。

第3位:レッド・スパロー (Red Sparrow)

レッド・スパロー イメージ画像
極寒のロシアと、燃えるような赤いドレスのコントラスト。
公開年2018年
監督フランシス・ローレンス
主なキャストジェニファー・ローレンス / ジョエル・エドガートン

あらすじ:身も心も武器にする「ハニートラップ」の学校

怪我によりバレリーナとしての道を断たれたドミニカは、病気の母を守るため、ロシアの諜報機関が運営するスパイ養成学校「スパロー・スクール」に入る。
そこで彼女が叩き込まれたのは、心理操作と、自らの肉体を武器にしてターゲットを誘惑するハニートラップの技術だった。
「私心」を殺し、国家の道具となることを強いられた彼女は、アメリカCIA捜査官への接触を命じられる。

【プロの視点】ここが凄い!映像・演出の見どころ

派手なアクションよりも「心理戦」と「エロティシズム」に振った作品ですが、その美術設計は完璧です。
ロシアの重厚で冷たい建築物と、ジェニファー・ローレンスが纏う衣装の質感の対比が素晴らしい。
特に、彼女がターゲットを誘惑する際の視線の動かし方や、肌の露出と隠蔽のバランス計算された構図は、ポートレート撮影やキャラクターのポージングを作る際の最高の教科書になります。

第2位:アトミック・ブロンド (Atomic Blonde)

アトミック・ブロンド イメージ画像
80年代のネオンカラーと、長回しワンカットの衝撃。
公開年2017年
監督デヴィッド・リーチ
主なキャストシャーリーズ・セロン / ジェームズ・マカヴォイ

あらすじ:冷戦末期のベルリンで踊る

1989年、ベルリンの壁崩壊直前。
MI6の凄腕スパイ、ロレーン・ブロートンは、最高機密リストの奪還と、二重スパイ「サッチェル」の正体を暴くため、混乱の極みにあるベルリンへ潜入する。
誰が敵で誰が味方かわからない状況下、彼女は強靭な肉体と知能を武器に、男たちをなぎ倒していく。

【プロの視点】ここが凄い!映像・演出の見どころ

全編を通して「ネオンブルー」と「ネオンピンク」のライティングが支配しており、80年代レトロウェーブな世界観が好きな人にはたまらない一本です。
映像業界で伝説となっているのが、中盤の「全編ワンカット(に見えるように編集された)階段での乱闘シーン」。
カメラマンが演者と一緒に転がり落ちながら撮影した臨場感と、あえてBGMを消して打撃音と荒い息遣いだけにする音響設計。スタイリッシュさと泥臭さが同居した、アクション映画史に残る名シーンです。

第1位:ANNA / アナ (Anna)

ANNA アナ イメージ画像
スーパーモデル × 暗殺者。リュック・ベッソン美学の集大成。
公開年2019年
監督リュック・ベッソン
主なキャストサッシャ・ルス / ルーク・エヴァンス / キリアン・マーフィ

あらすじ:その美しさは、最強の凶器

モスクワの市場でスカウトされ、パリでトップモデルとして活躍するアナ。
しかし彼女の真の姿は、KGB(ソ連国家保安委員会)が造り上げた最強の殺し屋だった。
モデルとしての華やかな表舞台と、指令通りに要人を暗殺する裏の顔。
「5年で自由になれる」という約束を信じて任務を遂行する彼女だったが、KGBとCIAの対立に巻き込まれ、究極の選択を迫られる。

【プロの視点】ここが凄い!映像・演出の見どころ

主演のサッシャ・ルス自身が本物のスーパーモデルであり、彼女のプロポーションを活かしたアクション設計が見事すぎます。
特にレストランでの乱闘シーン。狭い空間で長い手足をどう動かせば美しく、かつ強力に見えるか。そのコレオグラフィー(振付)は、3Dアニメーションで女性キャラに戦闘モーションをつける際の最高のお手本です。
また、物語の時間軸を頻繁に行き来する編集テンポの良さと、ハイブランドのファッションも見どころ。映画全体が一本の長いミュージックビデオのような快感に満ちています。

まとめ:強さと美しさは同義である

今回紹介した映画の主人公たちは、単にスタイルが良いだけでなく、生き残るための知性と技術、そして覚悟を持っています。
その内面から溢れ出る「強さ」が映像に乗り移っているからこそ、私たちは画面から目が離せなくなるのでしょう。

スタイリッシュな映像体験を求めている方は、ぜひ週末の夜にチェックしてみてください。

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